心に残る言葉(介護施設にて)
老人福祉施設で働いていた時の、今も記憶に残る入居者さんの言葉を時々思い出します。
思い出すのはなぜか夜勤時、コールや見まわりで居室を訪ねた際に交わした会話のことばかり。入居者さんの静かな語り口が、今も心の奥で淋しく響きわたります。
「あなたも大変やねぇ。私の世話なんて」
(80代後半 女性)
「幸ちゃん(私のことです)俺ぁ、死にたくないよー(泣)」
(90代前半 男性)
「なんかこの頃淋しいてねぇ。私、もうすぐ死ぬんだと思います」
(90代後半 女性)
「結婚してよかったんかなぁ。1人の方がよかったかも。自由やし。でも、しなかったらした方がよかったかも。と思うやろうし。どちらにしても五分五分やと思います。」
(100才 女性)
私もいつか同じ立場になります。
その時私はどんなことを思うのでしょう・・・
でもこんな時 思い出す、笑顔と言葉もあるのです。
「サンキュウ~」
介助させていただいた後、いつも笑ってこう言われました。
ピンク色の頬をした、少女のような方でした。(105才 女性)